ナイロン製ランドセルやリュックの選び方!パパ・ママの疑問にもお答え
今年も、2025年入学のお子さま向けにランドセルの予約がスタートします。親御さんの中には「ナイロン製ランドセルを検討している」「リュックで通学してもいいの?」と考える方も多いでしょう。
今回は、ナイロン製ランドセルやリュックをお考えのパパ・ママへ、選び方のコツをご紹介し、疑問にお答えしていきます。お子さまが6年間楽しく通学できるよう、家族で納得できるランドセル選びを行いましょう。
なお、軽くて丈夫な「自由なランドセル」についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
100年以上変わっていない?ランドセルの長い歴史

実は、ランドセルの歴史は150年以上前の江戸時代までさかのぼります。幕末に軍隊で使われた布製の背負い袋が、ランドセルの起源とされています。
その後、明治10年に学習院が開校した際にも、通学かばんとして両手を空けて歩ける背負い袋が採用されました。背負い袋がオランダ語で「ランセル」であることから「ランドセル」という言葉が生まれたとされています。
明治20年には、大正天皇の学習院入学祝いに伊藤博文が箱型の通学かばんを献上したことで、現在のランドセルの形状に近づきました。
そして現在に至るまで、ランドセルは小学生用の通学かばんとして広く愛用されています。
時代の変化とともに、小学生の生活スタイルや学習環境も大きく変わってきました。そのためランドセルのあり方も、形状や機能面で進化を遂げています。
また、多様性が重要視される昨今、カラーバリエーションや素材の選択肢も格段に広がりをみせています。
なぜ小学生はランドセル?
小学生のかばんにランドセルが用いられるのは、主に以下の理由からです。
- 両手を空けて歩ける
- 転んでも安心
- 体への負担軽減
ランドセルは、手提げと異なり両手を空けて歩けるかばんです。両手を空けておくことで転んだときのケガを最小限に留められるうえ、手荷物の置き忘れの心配がなくなります。
また、転倒や交通事故の際に、ランドセルがクッション代わりになり軽いケガで済んだという例もあります。万が一の際に、ランドセルが背中や頭を守ってくれるという思いからランドセルを選ぶご家庭もあります。
なお、ランドセルは小学生の小さな体に配慮した設計となっています。荷物を入れても重く感じないように作られているため、成長期のお子さまへの負荷を最小限に抑えます。
リュック登校、そもそも学校はOK?
小学校から通学かばんの指定がない場合、リュックで登校してもOKです。小学生といえばランドセルで登校するイメージがありますが、使用を義務付ける法律はありません。地域によっては、1〜3年生までは自治体から支給されるランドセルを背負い、4〜6年生は各自で用意したリュックに切り替えるお子さまが多い場所もあります。
ただし、私立小学校の場合は、通学かばんが指定になっているケースもあります。通学かばんを購入する際は、入学予定の小学校のルールをチェックしましょう。
「ナイロン製ランドセル」とは?
ランドセルの新しい形として、大容量かつ軽さのバランスがとれた「ナイロン製ランドセル」が人気です。ナイロン製ランドセルは、リュックとランドセルのよさを両立した商品のことです。軽量でも設計がしっかりしているため、リュックのように重さが分散し疲れることがありません。
2024年に入学した新一年生にも、ナイロン製ランドセルを背負う子たちが見られるようになりました。今後、ナイロン製ランドセルはランドセル選びの選択肢の一つとして、より一般的になっていくと考えられます。
なぜ今、ナイロン製ランドセルが選ばれているか
ナイロン製ランドセルは、主に以下の理由から新一年生やパパ・ママに選ばれています。
- 軽さ
- 機能性
- 価格
- 多様なデザイン性
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
軽さ
ナイロン製ランドセルは、素材の軽さが大きな魅力です。以下に、一般的なランドセルの素材ごとの重さをまとめました。
素材 | 重さ |
クラリーノ (人工皮革) | 1,000~1,100g |
牛革製 (天然皮革) | 1,200~1,400g |
コードバン製 (天然皮革) | 1,300~1,500g |
ナイロン・ポリエステル (布製) | 約1,000g前後 |
革製ランドセルとナイロン製ランドセルの重さの差は、最大500g以上。おおよそ、ペットボトル1本分の重さの違いがあることになります。
毎日背負うことを考え、軽い素材を使用したランドセルから選びたいというパパ・ママが増えています。
機能性
ナイロン製ランドセルには、一般的なランドセルと同様の機能性を備えつつ、さらに優れた利便性を合わせ持つものも豊富です。以下は、一般的なランドセルやナイロン製ランドセル選びでチェックすべき機能性です。
- A4フラットファイルが入るか
- ポケットが充実しているか
- 荷物の出し入れがしやすいか
教科書やタブレット以外にも、給食着や体操着など毎週たくさんの荷物を持ち歩く小学生。A4フラットファイルが入る大きさかつ、持ち物別に収納できるポケットが備わっていれば、荷物をチェックする親御さんにとっても安心です。
また、荷物の出し入れのしやすさは、ランドセルの使いごこちを大きく左右します。ナイロン製ランドセルの中には、フラップ(かぶせ)が上に開くランドセルもあり、背の小さなお子さまでもスムーズに荷物を取り出せるようになっています。
ナイロン製ランドセルには、ナイロン製だからこそ実現できる利便性が備わっている場合があります。

価格
ナイロン製ランドセルは、革製と比べてると低価格な商品が多いのも特徴です。以下は、ナイロン製と革製の価格帯の目安です。
素材 | 価格帯 |
ナイロン製 | 約3万円~5万円 |
革製 | 約5万円~10万円以上 |
一般的に、ランドセルの価格は素材が高級になるほど高価になります。とくに、革製の場合は天然素材、人工皮革の順に高くなります。ランドセルは天然素材と人工皮革を組み合わせて作られることも多く、1つのランドセルに天然素材がどれだけ用いられるかによっても値段が変わります。
一方、ナイロン製ランドセルに用いられる素材は、皮革と比べると安価な素材です。中には3万円を切るランドセルもあり、機能性と値段のバランスも考慮したいご家庭に注目されています。
多様なデザイン性
多様なデザイン性から、ナイロン製ランドセルを視野に入れるご家庭も増えています。体格や性格、好みはお子さまによって千差万別です。ほかの子が身につけているランドセルが、お子さま本人に必ずフィットするとは限りません。
しっくりくるデザインや重さ、素材感はお子さまによって異なります。トータルでお子さまに合っているランドセルを選びたいという気持ちから、ナイロン製ランドセルを検討するご家庭もあります。
ナイロン製ランドセルの選び方「重さ」
お子さまのランドセルを選ぶ際のポイントとして上位に上がるのが、重さです。小学生の荷物の内容や、ランドセル購入者の声から重さについて考えていきましょう。
こんなにある!小学生の荷物
近頃の小学生の荷物には、どのようなものがどれほどあるか気になりますよね。以下の表に、全学年対象の持ち物をまとめました。
持ち運びの タイミング | 荷物 |
毎日 | 筆箱、教科書、ノート、連絡帳、 水筒、PC・タブレット |
週末・週明け | 体操着、給食着、水着 |
必要時のみ | 上履き絵の具のセット、鍵盤ハーモニカ、 リコーダー習字セット、彫刻刀セット、 裁縫セット、エプロン |
毎日持ち運ぶものとして注目したいのが、水筒やPC・タブレット端末です。最近は、防災や熱中症対策の観点から、水筒を持ち込むように指導する小学校が以前よりも増えています。また、2019年以降、ICT教育(情報通信技術を活用した教育)のスタートによりPCやタブレットの持ち歩きも増えています。
毎日持ち運ぶ荷物のほかに、週末や週明けは体操着や給食着、夏には水着を持ち運ぶ必要があります。お子さまのランドセルは、パパ・ママが経験した以上に重くなっているのです。

ランドセルの総重量は増え続けている
タブレットやPCでの教育がスタートしたことから、教科書やノートが1つに集約され、むしろランドセルは軽くなっているのではと考える親御さんも多いでしょう。
実際は、教科書からタブレットへ完全移行したわけではなく、普段の荷物にIT機器がプラスされてさらに重くなっている状況です。フットマーク株式会社(※1)は、小学生のランドセルの総重量平均がICT教育前後で3.97kgから4.28kgに増量したとも報告しています。
ICT教育が浸透し、小学生の荷物が軽くなるにはもう少し時間がかかりそうです。
(※1)参考:フットマーク株式会社 「「ランドセル症候群」から子どもを守るには?」
体への負担を考える
近頃は、重いランドセルを背負い続けることで引き起こされる「ランドセル症候群」という言葉も広く知られるようになりました。ランドセル症候群とは、重いランドセルを背負い長時間通学することによって起こる身体的および精神的な不調を指します。
ランドセル症候群は、重さだけでなく体に合わないランドセルを背負うことでも引き起こされます。お子さまの健やかな成長のためにも、体にフィットするランドセル選びと負担をかけない使い方を心がけることが大切です。

ランドセル購入者のお悩みの一つが「重さ」
株式会社アークズが行った調査では、お子さまが使用するランドセルのお悩みごととして「重さ」が多数を占める結果となりました。
実際に、ランドセルの購入者からはこのような声も聞かれます。
先輩ママA
「入学時の荷物はそこまで多くなかったのですが、学年が上がるにつれて荷物の量が増えるように。もう少し軽量のランドセルを選んでもよかったかも。」
先輩ママB
「ランドセル自体の重さに加えて、水筒やタブレット端末、かさばる運動着まで詰め込むため、子どもに負担がかかっていないか心配です。」
荷物がたくさんあるため、ランドセル自体が軽いに越したことはないと考える親御さんは少なくありません。
一方で、軽さ重視のためにリュックを検討したものの、結局は軽いランドセルを購入したという声も。
先輩ママC
「リュックを検討しましたが、重い荷物を長時間背負うのには向いていないというアドバイスを読みました。軽いランドセルを選んでよかったです。」
毎日背負うものには軽い素材を選びたいですが、背負ごこちや重さの感じやすさにも気を配るべきでしょう。
「軽いからリュック」の盲点とは
近頃は、軽さや使いごこちのよさから、ランドセルではなくリュックの使用を考える親御さんは少なくありません。リュックを背負って登校するお子さんは以前より増えていますが、チェックしたいのがやはり「耐久性」です。
リュックはもともと、着替えやおにぎりのような軽いものを持ち運ぶ用途で作られています。リュックに重いものを詰め込むと重心が分散し、さらに重く感じる原因に。
軽さでリュックを選ぶ場合は、荷物を入れた状態での背負いごこちをお子さまと一緒にチェックするのがおすすめです。


ナイロン製ランドセルの選び方「背負いごこち」
ナイロン製ランドセル選びのもう一つのポイントは、背負いごこちです。軽さと背負ごこちのバランスがとれたランドセルは、お子さまの体を守ります。
なお、以下の記事では、ランドセルを軽く感じさせる裏ワザをご紹介しています。
体によくフィットするものを
ナイロン製ランドセルは、体によくフィットするものを選びましょう。リュックは重い荷物の持ち運びを想定した造りではないため、背面に立体的なクッションがありません。
ナイロン製ランドセルの中には、背中に合わせた立体的な背当てが装着されたものも豊富です。背中にしっかり沿うような、フィットするランドセルを選びましょう。

荷物が中で動くと重さを感じやすい
ナイロン製ランドセル選びには、荷物とランドセルのフィット感も大切です。一般的なランドセルは、教科書やノートがぴったり入る横幅で作られているため、荷物が横揺れしにくくなっています。ランドセルの底も固く作られており、荷物の重心がぶれるのを防いでいます。
一方、リュックは横幅が大きすぎるものや、底が柔らかい素材でできているものが多いのが特徴です。荷物が全方向に揺れやすく、重心がぶれて重さを感じる原因に。
ナイロン製ランドセルを選ぶ際は、教科書のサイズに合った重心がぶれにくいものを検討しましょう。
ナイロン製ランドセルの選び方「耐久性」
近頃は、耐久性と軽さを兼ね備えたハイブリッドなナイロン製ランドセルも増えています。ここでは、ナイロン製ランドセルの耐久性におけるチェックポイントを2つ解説します。
ナイロンの中でも丈夫な生地を使っているか
ナイロン製ランドセルには、軽さを出す目的からリュックのような柔らかい素材を使用するものが多くあります。しかし、ランドセルには教科書やPCのような重い荷物をたくさん入れるため、素材の丈夫さにも気を配る必要があります。
ナイロン製ランドセルには、CORDURA®のような耐久性の高い素材を使用していると安心です。また、荷物を支える底部分には、人工皮革のような固さのある素材を使用したランドセルを選ぶのがおすすめです。
なお、丈夫な生地を使用したナイロン製ランドセルは、お子さまが後ろ向きに転倒したときに頭部を守る役目を果たします。重さや安全性の観点から、ナイロン製ランドセルの強度は必ずチェックしましょう。

6年間保証がついているか
ナイロン製ランドセルの中には、保証がない、もしくは保証期間が数年間のみというメーカーもあります。6年間しっかり保証を受けられるランドセルもあるので、以下のポイントをお店に確認しましょう。
- 保証の有無
- 保証年数(6年間保証がベスト)
- 対象部品(ランドセル全体なのか、部分ごとなのか)
ここもチェック!付属品

ナイロン製ランドセルやリュックを検討する際は、以下のような付属品についてもチェックしましょう。
- レインカバー
- 追加できるバッグ
1つ目は、雨や雪の日でもランドセルを清潔に保つ、レインカバー。一般的なランドセルは、購入時に専用のレインカバーがついてくる場合があります。一方、ナイロン製ランドセルは、レインカバーがつかずランドセル単品で販売されることも少なくありません。
ナイロン製ランドセルは形状が独特なものも多いため、市販のレインカバーをぴったり装着できない可能性があります。ナイロン製ランドセルを選ぶ際は、専用レインカバーが付属しているかどうかもチェックしましょう。
2つ目は、ランドセルに付け足しできるバッグです。ナイロン製ランドセルによっては、ランドセル本体に入り切らなかったものを入れられるバッグがついてきます。中でも、ランドセル本体に装着できるバッグなら、手提げいらずでなくしものの心配がなく安心です。
体操着や図工に使用する道具などの「もうちょっと入れたい!」というアイテムの収納にぴったりですよ。
ノロッカの「自由なランドセル」とは?

norokka(ノロッカ)の「自由なランドセル」とは、我が子に軽くて丈夫なランドセルを背負わせたいというパパの思いから生まれたランドセルです。自由なランドセルには、以下の2つの特徴があります。
- 超軽量895g〜
- フラップ(かぶせ)つけかえ可能
天然素材や人工皮革を使用すると、重さが1,000gを超えてしまうランドセル。自由なランドセルは、CORDURA®生地を採用することにより超軽量の895gを実現。これからどんどん成長する小さなお子さまの体に、負担がかからないようになっています。
また、自由なランドセルは、フラップ(かぶせ)部分をご自宅で簡単につけかえできます。別売りのさまざまなフラップにチェンジすることで、6年間の小学校生活をずっと楽しむことができます。
自由なランドセルの魅力は、実はほかにも盛りだくさん。次章からは、自由なランドセルの魅力についてご紹介します。
ノロッカ「自由なランドセル」の魅力
ここからは、norokka(ノロッカ)の「自由なランドセル」の魅力をたっぷりご紹介します。
抜群の耐久性

自由なランドセルは生地に耐久性の高い素材を使用し、6年間を想定した耐久テストをクリアしています。ランドセル全体の素材には、アウトドア用品にも採用されるCORDURA®(ポリエステル素材)を使用しています。軽いだけでなく、こすれや裂けに耐えうる強度を持つため、活発なお子さまによる扱いでも安心です。
なお、とくに耐久性が求められる底部分には、一般的なランドセルにも使用される人工皮革(タフガード)を採用しています。たくさん荷物を入れても型崩れが起きないうえ、重心がぶれて余計に重さを感じる心配もありません。
長持ちする安心設計

自由なランドセルには、ランドセルが長持ちする工夫がたくさん凝らされています。ランドセルの中でも壊れやすい部分といわれているのが、側面のフックや鋲(かぶせを固定する金具)です。とくに、鋲は壊れてしまうとかぶせが開いたままになり、ランドセルの役割を果たせません。

自由なランドセルは側面のフックをなくし、鋲にはドイツ製のワンタッチマグネットを採用しています。安心して長く使えるだけでなく、操作が簡単なので閉め忘れの防止にもつながります。
上開きで荷物が取り出しやすい

自由なランドセルは、フラップ(かぶせ)が上から開く設計のため荷物が取り出しやすいという特徴があります。一般的なランドセルを開けるには、長いフラップを下から上まで持ち上げる必要があり、小さなお子さまには少々負担です。
自由なランドセルは、フラップを上から開けられるため荷物の出し入れが楽ちんです。また、フラップの留め具はワンタッチ式なため、ランドセルの開け閉めに慣れない低学年のお子さまにも安心です。
フラップ(かぶせ)でイメチェンできる!

自由なランドセルは、フラップ(かぶせ)部分をつけかえることができる、新しいランドセル。これまでは、5〜7歳の好みで買ったランドセルを6年間使うことは当たり前でした。成長につれて「やっぱりあの色がよかった」「ちょっと恥ずかしい」という思いが湧くのは自然なことです。
自由なランドセルなら、低学年のうちは元気なカラー、高学年からは大人っぽいデザインと成長に合わせてイメチェンを楽しめます。
A4フラットファイルが入る大容量

自由なランドセルは、A4フラットファイルがらくらく入る大容量設計。近頃の小学生の荷物は、PCやタブレットの持ち込みにより大人もびっくりするほど重くなっています。ランドセルの容量は「A4フラットファイル対応」が一つの基準となっています。
自由なランドセルは、A4フラットファイルがしっかり入る大きさです。ほかにも、体操着のような持ち帰り必須のかさばる荷物も、すっぽり収納できてしまいます。
なお、以下の記事では大容量のランドセルの選び方について解説しています。
収納ポケットがたくさん

自由なランドセルには、小学生特有のいろんな荷物を収納できるポケットがたくさん。小学生の荷物は、PCやタブレット、リコーダーや体操着、裁縫セットなど、形や重さが実にさまざま。サブバックを持ち歩くお子さまもいますが、安全面を考えると両手はフリーなほうが安心です。
自由なランドセルは、大容量なうえアイテムごとに分けて入れられる収納ポケットがたっぷり。荷物が少ない日は、教科書をPC・タブレット用のスリーブに入れれば、歩きにくさが軽減されます。
やわらかく通気性のある背当て

自由なランドセルの背当てには、やわらかく通気性のあるクッションを採用。肩甲骨や腰の部分に高低差をつけているため、体にしっかり沿うようになっています。空気の通り道を作っているので、暑い夏の登下校でも蒸れずに快適に過ごせます。
交通安全・防犯面も考えた設計

自由なランドセルは、防犯ブザーや交通安全カバーなどの防犯・安全アイテムも取り付け可能です。お子さま同士の登下校はわくわくする反面、パパ・ママとしては安全面が気になるもの。
自由なランドセルには、ショルダーベルト部分に防犯ベルなどを取り付けられるDリングがついているため、いざというときの頼りになります。また、交通安全カバーを取り付けるループホールがついているため、カバーが義務になっている小学校でも安心です。
リフレクター(反射材)付き

自由なランドセルには、ランドセルそのものにリフレクター(反射材)が付いています。トンネルのある通学路や、暗くなるのが早い冬道などは、交通事故が発生しやすくなります。自動車や自転車にお子さまの存在を知らせるために、反射材つきのランドセルカバーやシールを購入するご家庭もあるでしょう。
自由なランドセルはもともとリフレクターがついたデザインのため、後から反射材アイテムを揃える必要はありません。ランドセルを背負った瞬間から、お子さまの安全が確保されます。
リフレクター付きレインカバー付属

自由なランドセルには、リフレクター付きレインカバーが付属しているので雨や雪の日でも安心です。ランドセルそのものにリフレクターがついていても、レインカバーにより隠れてしまったら本末転倒ですよね。
自由なランドセルをご購入の場合、リフレクター付きデザインのレインカバーがセットで付いてきます。天候が不安定な日でも、ランドセルと大事なお子さまをしっかり守ります。
安心の6年間保証つき
万が一ランドセルが壊れても、自由なランドセルは小学校生活6年間のうちいつでも相談できる保証つき。ランドセルは日常的に使用するものなので、生活に馴染んでいくうちに部分的に壊れてしまうことも珍しくありません。
ノロッカでは、ランドセルとして使うことができなくなってしまう箇所に対して、修理や交換に応じます。たとえば、使っているうちに壊れてしまいやすいファスナーや、負荷のかかりやすい肩ベルトなども対象です。
アンケート結果公開!ナイロン製ランドセルの疑問にお答え
ここでは、ナイロン製ランドセルについての疑問を、株式会社アークズが行ったアンケート結果をもとに解消していきましょう。
ほかのパパ・ママはナイロン製ランドセルをどう考えている?
ほかのパパ・ママが、ナイロン製ランドセルをどう考えているのか気になるところですよね。アンケートによると、軽量ランドセルを選ぶ場合、革製から選びたいという人が約36%、素材にこだわらない(ナイロン製など)という人が約17%、形にこだわらない(リュックなど)と答えた人が27%という結果となりました。
近頃のランドセル選びを行うパパ・ママの中には、素材や形をいとわない人が多いことがわかります。
実際に、現役パパ・ママにインタビューすると、学年に一人から二人はナイロン製ランドセルのお子さまがいるという声も聞かれました。今後は、ランドセルの多様化がさらに進んでいくと考えられます。
子どもが選びたいランドセルの色、成長後もOK?
将来の好みの変化を心配して、カラー選びに迷うパパ・ママは多いでしょう。実際はランドセルを使用しているうちに愛着が湧き、色を意識することはあまりなかったという声が多いのも事実です。好みの変化があっても「自分で選んだカラーだから」という思いから、一つのランドセルを6年間大事に使うお子さまが多いようです。
もし、カラー選びについて心配が残る場合は、フラップ(かぶせ)付け替え式のランドセルを購入するのも方法の一つ。好みの変化に応じてかぶせ部分のみを変えられるため、一つのランドセルを長く愛用できます。
ノロッカのアンケートでも、フラップを付け替えさせたいと考える親御さんが多くいることがわかりました。
今後、ランドセルは「6年間我慢して使うもの」から「イメチェンを楽しむもの」に変化していく可能性があるでしょう。
ナイロン製は珍しい?目立たない?

「ナイロン製ランドセルは珍しいのでは?」「目立ちすぎないか?」と考える親御さんもいるでしょう。ノロッカの自由なランドセルを購入したご家庭からは、周りとの違いは気にならなかったという声が聞かれます。
近頃は、ダイバーシティ(多様性)の時代であり、身につけるものや好みを尊重しようとする潮流があります。ランドセルのカラフルなカラー展開も、個性を尊重する流れの一つといえます。
スプラッシュ柄のランドセルを購入されたご家庭からは「最近はカラフルなランドセルが多いため違和感がなかった」とのお声もいただきました。
もしも、お子さまがナイロン製ランドセルにお気に入りのデザインを見つけたら、一緒に喜んであげつつ、検討してみてくださいね。
どうしても、周りとの違いが気になりそうな場合は、市販のランドセルカバーやフラップ付け替えランドセルでイメチェンを楽しむのも方法の一つです。

ナイロン製ランドセルやリュックについてよく知り、楽しいランドセル選びを
お子さまに合ったランドセルを選びたいという思いから、ナイロン製ランドセルやリュックを検討するご家庭は増えています。ナイロン製ランドセルやリュック選びのポイントを押さえて、世界に一つだけのお子さまのランドセルを選んでくださいね。
ランドセル選びは、入学を前にしたお子さまにとってわくわくする特別な経験です。この楽しい時間が家族のすてきな思い出になるよう、親子でよく話し合いながらランドセルを選びましょう。