人気のランドセルの特徴は?先輩ママによる後悔しない選び方も解説
今年も、いよいよランドセルの予約開始時期が迫ってまいりました。親御さんの中には「ランドセルはどう選べばいいの?」「人気のランドセルの特徴を知りたい」という声も多いでしょう。
今回は、2025年入学のお子さまを抱えるパパ・ママのために、人気のランドセルの特徴や上手な選び方について解説します。
お子さまが6年間楽しく通学できるよう、家族で納得できるランドセル選びを行いましょう。
なお、丈夫でおしゃれな「自由なランドセル」についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
男の子に人気のランドセルの特徴
男の子には、こんなランドセルが人気!
- 黒・青などの王道カラー
- アクセントカラーやワンポイントなどのデザイン
男の子のランドセルカラーは、黒や青などの王道カラーが人気で、半数以上のお子さまがブラック系を好む傾向にあります。一見黒に見えるようなネイビーやダークグリーンなど、ニュアンスカラーがお好きなお子さまも増えています。
また、アクセントカラーのステッチやワンポイントなどのシンプルなデザインも人気です。ヘリ部分の赤やイエローなどの差し色やエンブレムなどのワンポイントにより、個性をさりげなく表現できます。シンプルになりがちな男の子のランドセルですが、アクセントによりお子さまの個性が活きるデザインが豊富です。
なお、この記事では男の子に人気のランドセルについて、さらに詳しく解説しています。
女の子に人気のランドセルの特徴
女の子には、こんなランドセルが人気!
- カラーは明るい系やパステル系
- デザインは華やかorスタイリッシュ
最近の女の子のランドセルカラーは、赤やピンクをはじめとする明るい色や、パープルや水色などのパステル系が人気です。王道のはっきりした赤やピンクはもちろん、くすみ色や優しいパステルカラーのラインアップが増えています。
また、女の子に人気のランドセルは、リボンの装飾や花柄の刺繍など、華やかな飾りがついたものも人気です。一見シンプルに見えるランドセルでも、ワンポイントがついていたり、内装がおしゃれな柄だったりと、女の子が喜ぶ工夫がたくさん凝らされています。
なお、この記事では女の子に人気のランドセルについて、さらに詳しく解説しています。
ランドセル選びの基本ポイント
以下の6つのポイントを押さえておけば、ランドセル選びがよりスムーズになります。
- 重さ
- 背負いやすさ
- 素材
- サイズ
- 全かぶせと半かぶせの違い
- キューブ型と学習院型
重さ
近年のランドセルは、およそ1,100グラム〜1,300グラムのものが一般的です。ランドセルは年々軽量化が図られていますが、素材の違いにより重さは変わってきます。
以下に、ランドセルの素材ごとの重さをまとめました。
素材 | 重さ |
クラリーノ (人工皮革) | 1,000~1,100g |
牛革製 (天然皮革) | 1,200~1,400g |
コードバン製 (天然皮革) | 1,300~1,500g |
ナイロン・ポリエステル (布製) | 約1,000g前後 |
毎日背負うものであると考えると、ランドセル自体の重さが軽いに越したことはありません。ただし、ランドセルは軽ければいいというわけでもないため、丈夫さや背負ってみた感覚にも気を配りましょう。
以下の記事では、軽いランドセルの選び方について詳しく解説しています。
背負いやすさ
ランドセルの背負いやすさを見極めるポイントは、2つあります。
- 肩ベルト
- 背カン
ランドセルの肩ベルトには、立体的に立ち上がるものとそうでないものがあります。立体的に立ち上がる肩ベルトは、1年生のお子さまの肩にもフィットしやすく、中身が重くても快適です。
一方、立ち上がらない肩ベルトは、使うごとにお子さまの肩になじんでいくため、オーダーメイドのような使いごこちを楽しめます。
また、背カンとは、ランドセルと肩ベルトをつなぐパーツのことで「固定背カン」と「左右に開く背カン」があります。固定背カンは壊れにくい点がメリットですが、成長に合わせた調整はできません。
一方、左右に開く背カンは、成長に合わせて幅を変えることができます。
肩ベルトや背カンの種類は、どちらのほうが優れているということはありません。店頭やご自宅で試着し、お子さまに合ったランドセル選びを行いましょう。
素材
ランドセル選びでは、素材も大きなポイントとなります。一般的なランドセルの素材とそれぞれの特徴を、以下の表にまとめました。
素材 | 特徴 |
クラリーノ (人工皮革) | 革の中では比較的軽量耐水性があり、お手入れがラク |
牛革製 (天然皮革) | 丈夫使い込むほどによい風合いが出る |
コードバン (馬革) | 高級感がある耐久性に優れている |
ナイロン・ポリエステル(布製) | 軽量で丈夫カラーバリエーションが豊富 |
一般的に、素材でランドセルを選ぶ場合、高級になるほど重量は重くなります。また、ナイロンやポリエステル製の丈夫なランドセルも登場していますが、耐水性のチェックも必要です。
お子さまの通学スタイルや好みに合わせて、最適な素材のランドセルを選びましょう。
サイズ
ランドセルのサイズには「A4フラットファイルサイズ」「A4クリアファイルサイズ」の2種類があります。名前が似ていてわかりにくいですが、A4フラットファイルサイズのほうが1cm大きいサイズです。
ランドセルのサイズ | 特徴 |
A4フラットファイルサイズ(233mm) | 教科書やノート、A4フラットファイルがすっきり収まる |
A4クリアファイルサイズ(223mm) | 軽量で小さめ、A4クリアファイルが入るサイズ |
A4フラットファイルサイズは、大きな荷物でもすっきり収まります。一方、A4クリアファイルサイズは、コンパクトですがロッカーの大きさにかかわらずランドセルをスムーズに収納できます。
サイズについても、どちらのほうが優れているということはないため、お子さまの体格や荷物量に合わせて選ぶのがおすすめです。
全かぶせと半かぶせの違い
ランドセルには、かぶせ(フタ)が長い全かぶせタイプと、かぶせが短い半かぶせタイプの2種類があります。それぞれのメリットとデメリットを、表にまとめました。
タイプ | メリット | デメリット |
半かぶせ | かぶせが短いので、身長が小さいお子さまでも中身を取り出しやすい | 後ろから簡単に開けられるため、防犯上よくない |
全かぶせ | メジャーな見た目 | かぶせが長く、身長の小さいお子さまは中身を取り出しにくい |
全かぶせは今も昔も主流なタイプですが、身長の小さいお子さまには荷物が取り出しにくいというデメリットがあります。
最近では、全かぶせのメリットをクリアしつつ、デメリットをカバーする「上開きタイプ」が登場しています。見た目はメジャーなランドセルのままで、かぶせの設計により中身が取り出しやすいことで注目が集まっています。
キューブ型と学習院型
ランドセルの形状には、キューブ型と学習院型の2種類があります。
特徴 | 学習院型 | キューブ型 |
形 | 伝統的な形背当てと大マチを縫い合わせ、ヘリがある | 現代的なデザイン四角い箱形で、ヘリはなし |
耐久性 | ヘリにより型崩れや傷を防ぐ | ヘリがないため、横の大マチがこすれやすい |
重量とサイズ | やや重く大きい | 軽量かつコンパクト |
学習院型は昔からある形状で、パパやママにもなじみの深いランドセルです。ヘリが型崩れや傷を防いでくれるため、丈夫さにこだわりたいご家庭におすすめです。
キューブ型ランドセルは、ヘリのないキューブ型のデザインです。軽量かつコンパクトなため、軽さや使いごこちにこだわりたいご家庭におすすめです。
先輩ママ直伝!ランドセル選びで後悔しないためのポイント
「ランドセルの基本はわかったけど、種類が多くて選べない!」というパパ・ママも多いでしょう。ここでは、先輩ママの口コミをもとにした、ランドセル選びで後悔しないためのポイントを2つご紹介します。
軽さ
先輩ママたちがもっともこだわったポイントが、ランドセルの軽さです。
先輩ママA
「うちでは3人分買いましたが、みんな細身で小柄なため、とにかく軽さは意識しました。PCの持ち歩きが必須になってからは、本当に荷物が重いので、軽さにこだわってよかったです。」
先輩ママB
「高級ラインのランドセルはかっこいいのですが、重い傾向がありました。」
近頃の小学生の荷物は、大人がびっくりするほど重くなっています。重い荷物の持ち歩きが初めてのお子さまでも元気に登下校できるよう、試着で使用感をチェックするのがおすすめです。
使いやすさ
ランドセル自体の使いやすさも、ランドセル選びには重要なポイントです。
先輩ママC
「中価格帯のランドセルは、軽さも機能性もバツグンでした。いくつか候補をこちらで決め、あとはカラーで選んでもらいました。」
先輩ママD
「軽さにこだわりすぎて、プリントケースが入らなかったのは失敗しました。」
軽くコンパクトなランドセルが増えているものの、いざとなると荷物が入りきらないということも。軽さと使いやすさを両立したデザインを選ぶのがおすすめです。
「そのランドセルの色、成長後もOK?」選び方のコツ
お子さまのお好きな色に対して「そのランドセルの色で6年間大丈夫?」「目立ちすぎないか?」と考える親御さんもいるでしょう。
近頃は、ダイバーシティ(多様性)の時代であり、身につけるものや好みを尊重しようとする潮流があります。ランドセルのカラフルなカラー展開も、個性を尊重する流れの一つといえます。
ノロッカのスプラッシュ柄のランドセルを購入されたご家庭からは「最近はカラフルなランドセルが多いため違和感がなかった」とのお声もいただきました。
もしも、お子さまがお気に入りのランドセルを見つけたら、一緒に喜んであげつつ検討してみてくださいね。
どうしても、周りとの違いが気になりそうな場合は、フラップ(かぶせ)付け替え式のランドセルを購入するのも方法の一つ。好みの変化に応じてかぶせ部分のみを変えられるため、一つのランドセルを長く愛用できますよ。
近頃のランドセルはイメチェンができる♪
近頃のランドセルは、カラーやデザインのイメチェンができるって知っていましたか?ここでは、ランドセルのイメチェンにより6年間楽しく使用する方法をご紹介します。
ランドセルカバーが販売されている
ランドセルカバーとは、大事なランドセルを守る付け替え可能なカバーのことです。着せ替えを楽しみつつ、ランドセルを汚れや傷から守ることができます。ランドセルそのもののカラーを引き立てる透明なデザインから、イメージをがらっと変えられるカバーまで多種多様。交通安全カバーを外す2年生からは、ランドセルカバーで楽しくイメチェンするのも方法の一つですよ。
なお、ランドセルカバーにはリフレクター(反射材)がついたデザインも増えており、暗い夜道やトンネルのある通学路でも安心です。
フラップ(かぶせ)付け替えランドセルも!
ランドセルの中には、フラップ(かぶせ)を付け替えできるものも増えています。フラップはランドセルの顔とも呼べる、全体の印象を決める大事な部分です。フラップ付け替え式のランドセルを選べば、フラップを変えるだけでがらりとイメチェンができます。
最初は柄ありのフラップを付けて、段々と落ち着いたデザインに変えていくなど、年齢や好みに合わせた変化が自由自在です。お子さまの個性を尊重しつつ、長く愛用できるランドセルを選びたい親御さんにおすすめです。
「自由なランドセル」はフラップ(かぶせ)の付け替えができる!
norokka(ノロッカ)の「自由なランドセル」とは、我が子に軽くて丈夫なランドセルを背負わせたいというパパの思いから生まれたランドセルです。自由なランドセルには、以下の2つの特徴があります。
- 超軽量895g〜
- フラップ(かぶせ)つけかえ可能
天然素材や人工皮革を使用すると、重さが1,000gを超えてしまうランドセル。自由なランドセルは、CORDURA®生地を採用することにより超軽量の895gを実現。これからどんどん成長する小さなお子さまの体に、負担がかからないようになっています。
また、自由なランドセルは、フラップ(かぶせ)部分をご自宅で簡単につけかえできます。別売りのさまざまなフラップにチェンジすることで、6年間の小学校生活をずっと楽しむことができます。
自由なランドセルの魅力は、実はほかにも盛りだくさん。次章からは、自由なランドセルの魅力についてご紹介します。
ノロッカ「自由なランドセル」の魅力
ここからは、norokka(ノロッカ)の「自由なランドセル」の魅力をたっぷりご紹介します。
フラップ(かぶせ)でイメチェンできる!
自由なランドセルは、フラップ(かぶせ)部分をつけかえることができる、新しいランドセル。これまでは、5〜7歳の好みで買ったランドセルを6年間使うことは当たり前でした。成長につれて「やっぱりあの色がよかった」「ちょっと恥ずかしい」という思いが湧くのは自然なことです。
自由なランドセルは、ランドセルの顔部分「フラップ」を自由自在につけかえできます。低学年のうちは元気なカラー、高学年からは大人っぽいデザインと成長に合わせてイメチェンを楽しめます。
上開きで荷物が取り出しやすい
自由なランドセルは、フラップ(かぶせ)が上から開く設計のため荷物が取り出しやすいという特徴があります。一般的なランドセルを開けるには、長いフラップを下から上まで持ち上げる必要があり、小さなお子さまには少々負担です。
自由なランドセルは、フラップを上から開けられるため荷物の出し入れが楽ちんです。また、フラップの留め具はワンタッチ式なため、ランドセルの開け閉めに慣れない低学年のお子さまにも安心です。
A4フラットファイルが入る大容量
自由なランドセルは、A4フラットファイルがらくらく入る大容量設計。近頃の小学生の荷物は、PCやタブレットの持ち込みにより大人もびっくりするほど重くなっています。ランドセルの容量は「A4フラットファイル対応」が一つの基準となっています。
自由なランドセルは、A4フラットファイルがしっかり入る大きさです。ほかにも、体操着のような持ち帰り必須のかさばる荷物も、すっぽり収納できてしまいます。
なお、以下の記事では大容量のランドセルの選び方について解説しています。
収納ポケットがたくさん
自由なランドセルには、小学生特有のいろんな荷物を収納できるポケットがたくさん。小学生の荷物は、PCやタブレット、リコーダーや体操着、裁縫セットなど、形や重さが実にさまざま。サブバックを持ち歩くお子さまもいますが、安全面を考えると両手はフリーなほうが安心です。
自由なランドセルは、大容量なうえアイテムごとに分けて入れられる収納ポケットがたっぷり。荷物が少ない日は、教科書をPC・タブレット用のスリーブに入れれば、歩きにくさが軽減されます。
抜群の耐久性
自由なランドセルは生地に耐久性の高い素材を使用し、6年間を想定した耐久テストをクリアしています。ランドセル全体の素材には、アウトドア用品にも採用されるCORDURA®(ポリエステル素材)を使用しています。軽いだけでなく、こすれや裂けに耐えうる強度を持つため、活発なお子さまによる扱いでも安心です。
なお、とくに耐久性が求められる底部分には、一般的なランドセルにも使用される人工皮革(タフガード)を採用しています。たくさん荷物を入れても型崩れが起きないうえ、重心がぶれて余計に重さを感じる心配もありません。
長持ちする安心設計
自由なランドセルには、ランドセルが長持ちする工夫がたくさん凝らされています。ランドセルの中でも壊れやすい部分といわれているのが、側面のフックや鋲(かぶせを固定する金具)です。とくに、鋲は壊れてしまうとかぶせが開いたままになり、ランドセルの役割を果たせません。
自由なランドセルは側面のフックをなくし、鋲にはドイツ製のワンタッチマグネットを採用しています。安心して長く使えるだけでなく、操作が簡単なので閉め忘れの防止にもつながります。
やわらかく通気性のある背当て
自由なランドセルの背当てには、やわらかく通気性のあるクッションを採用。肩甲骨や腰の部分に高低差をつけているため、体にしっかり沿うようになっています。空気の通り道を作っているので、暑い夏の登下校でも蒸れずに快適に過ごせます。
交通安全・防犯面も考えた設計
自由なランドセルは、防犯ブザーや交通安全カバーなどの防犯・安全アイテムも取り付け可能です。お子さま同士の登下校はわくわくする反面、パパ・ママとしては安全面が気になるもの。
自由なランドセルには、ショルダーベルト部分に防犯ベルなどを取り付けられるDリングがついているため、いざというときの頼りになります。また、交通安全カバーを取り付けるループホールがついているため、カバーが義務になっている小学校でも安心です。
リフレクター(反射材)付き
自由なランドセルには、ランドセルそのものにリフレクター(反射材)が付いています。トンネルのある通学路や、暗くなるのが早い冬道などは、交通事故が発生しやすくなります。自動車や自転車にお子さまの存在を知らせるために、反射材つきのランドセルカバーやシールを購入するご家庭もあるでしょう。
自由なランドセルはもともとリフレクターがついたデザインのため、後から反射材アイテムを揃える必要はありません。ランドセルを背負った瞬間から、お子さまの安全が確保されます。
リフレクター付きレインカバー付属
自由なランドセルには、リフレクター付きレインカバーが付属しているので雨や雪の日でも安心です。ランドセルそのものにリフレクターがついていても、レインカバーにより隠れてしまったら本末転倒ですよね。
自由なランドセルをご購入の場合、リフレクター付きデザインのレインカバーがセットで付いてきます。天候が不安定な日でも、ランドセルと大事なお子さまをしっかり守ります。
安心の6年間保証つき
万が一ランドセルが壊れても、自由なランドセルは小学校生活6年間のうちいつでも相談できる保証つき。ランドセルは日常的に使用するものなので、生活に馴染んでいくうちに部分的に壊れてしまうことも珍しくありません。
ノロッカでは、ランドセルとして使うことができなくなってしまう箇所に対して、修理や交換に応じます。たとえば、使っているうちに壊れてしまいやすいファスナーや、負荷のかかりやすい肩ベルトなども対象です。
人気ランドセルのポイントを押さえて、楽しい小学校生活を
流行を押さえた人気のランドセルは、お子さまにとってどれも魅力的に映るもの。ランドセル選びの基本的なポイントを押さえつつ、お子さまの好みのランドセルを見つけてくださいね。
ランドセル選びは、入学を前にしたお子さまにとってわくわくする特別な経験です。この楽しい時間が家族のすてきな思い出になるよう、親子でよく話し合いながらランドセルを選びましょう。