fbpx
スペイン発!バッグに入るヘルメット新発売
リアシート用 ルーフモデル

ユーザーガイド

装着するシート:パナソニック
④’17年2月発売 ギュット・アニーズ・EX

ご使用前の準備

【ルーフのU字フレーム挿入】

同梱のフレーム2本の内、長い方をルーフ外周に差し込みます。

①自転車の進行方向に向かって、ルーフの右側にあるU字フレームの入口から差し込みます。

②フレームは必ずスリーブの一番奥まで入れてください。必要に応じて、スリーブを手繰り寄せながら入れます。

③スリーブから飛び出た部分を短い方のスリーブのできるだけ奥まで入れてください。

【ルーフの天井フレーム挿入】

同梱のフレーム2本の内、短い方をルーフの天井に差し込みます。

①天井内側の中心にある長い方のスリーブに差し込みます。

②スリーブから飛び出た部分を力を入れ折り曲げて短い方のスリーブの中に入れます。この時、力を入れて作業する必要があるのでお気をつけください。

【ルーフの取付前の準備】

ルーフの背面ポケット(a)下部を上に持ち上げます。そうするとルーフ背面に2本のベルト(b)があります。ベルトのマジックテープを剥がしてリング(c)からも外します。

ベルトがルーフの内側から長く垂れ下がった状態になれば準備完了です。次のステップの動画でその状態をご確認いただけます。

【ルーフの取付(A)】

本モデルは2通りの方法でルーフを取付可能です。(A)の方法の場合、ルーフの位置が高くなり室内が広い反面、日陰ができにくくなります。

①チャイルドシートのヘッドレストを一番上にセットします。

②ルーフのベルトをシート内側からヘッドレストの左右に掛けます。

③ルーフが下方に移動しないようヘッドレストとシート背面の隙間にルーフを載せます。

④ベルトをルーフ背面のリングに通したら、しっかりと引っ張り固定します。

⑤ポケットを下ろして、マジックテープで固定します。

⑥最後に、ルーフ内の左右側面にあるベルトをしっかりと引っ張りバックルを留めます。

本ベルトはルーフの形状を保つために重要な役割を果たします。自然と緩んでくるため、定期的な締め直しをお願いいたします。

【ルーフの取付(B)】

(B)の方法の場合、ルーフの位置が(A)よりも低くなる分、日除け効果が高まります。

①チャイルドシートのヘッドレストを一番上にセットします。ヘッドレストを下げて使うことを希望される場合、⑤の後の【補足】をご参照ください。

②ルーフのベルトはシートとヘッドレストの隙間に入れて、シート内側からシートベルトの穴に通します。

③ベルトをルーフ背面のリングに通してから、一旦仮止めします。仮止後、改めてしっかりと引っ張り固定します。

④ポケットを下ろして、マジックテープで固定します。

⑤最後に、ヘッドレストとレインカバー側面の間に手を入れて、ルーフの左右側面にあるベルトをしっかりと引っ張りバックルを留めます。

本ベルトはルーフの形状を保つために重要な役割を果たします。自然と緩んでくるため、定期的な締め直しをお願いいたします。

【補足】ヘッドレストを下げて使う場合、ステップ①でシート背面のロックをかけずに、ヘッドレストを一番上にセットします。通常通りにステップ②〜④を行った後、ヘッドレストを下げます。この時、シート背面のロックがかかっていないためヘッドレストは一番下げてお使いください。その次にステップ⑤の通り、左右側面のベルトをしっかりと引っ張りバックルを留めます。

レインカバーの取付方法

ファスナーの取付け

①自転車の進行方向に向かって、ルーフの右側からレインカバーのファスナーを留めます。ルーフの端をめくるとファスナーを留めやすくなります。

②ルーフの両端にある留具を留めます。留めないと走行中にレインカバーが垂れ下がってしまい大変危険です。必ず留めてください。※映像は留具がマジックテープですが、バックルに変更となっています。

③レインカバー背面のバックルを留めて、ベルトを調節します。

レインカバーの開閉

チャイルドシートにお子さまが乗り降りされる際は、背面のバックルと側面の留具を外して、ファスナーを途中まで開きます。

レインカバーの半開き

雨上がりの時など、レインカバーのファスナー部分のみを外してビニール窓を折ることで、半分開けた状態でお使いいただけます。その際、必ず両側面のバックルおよび背面のバックルを閉めてください。閉めずに走行すると、レインカバーが外れて事故の原因となります。

旧モデル(レインカバーとルーフを両側面のマジックテープで留める仕様)の場合は、走行中にマジックテープが外れる可能性があるため、半開きでのご使用は絶対にしないでください。 

メンテナンス

透明ビニールのシワの取り方

・レインカバーは梱包時に小さく折り畳むため、開封時はビニールにシワがあります。特に、ビニールは気温の低い冬は硬くなる性質があるため、ご購入時期によってシワが強く出る場合がございます。

時間の経過とともにシワは和らぎますが、以下の方法でシワを軽減することができます。

・ドライヤーをビニールから15cm〜20cmほど離して1〜2分熱風を当てます。
・冷めるまでは曲げたりせず、平らにして置いてください。
・ビニールの押し痕も同様の方法で目立たなくすることができます。

※過熱にはご注意ください。ドライヤーをビニールに近づけすぎたり、長時間当てたりしないでください。変形したり溶けたりする恐れがあります。

透明ビニールのメンテナンス

透明ビニール部分の汚れ・曇り等が生じた場合、熱湯に浸した布(毛羽立ちの無いもの)で拭きます。その後、乾いた布で優しく水分を拭き取り、両面とも同じ作業を行います。熱湯を扱う際は、必ず耐熱ゴム手袋をつけ、火傷にご注意ください。

生地のメンテナンス

生地に汚れが生じた場合は、生地裏面の撥水加工が剥がれないよう擦らずに、水またはぬるま湯でやさしく手洗いをします。また撥水スプレーをご使用される場合は、スプレーの「使用上の注意」にて、生地(ポリエステル)に使用できるかご確認ください。また透明ビニールにはお使いいただけませんので、ビニールに吹き掛けないよう保護した上でご使用ください。

ご使用上の注意

警告

■ 適合チャイルドシート以外の取付け不可
本製品は適合するチャイルドシート以外に取付けをしないでください。

■ 適用身長の遵守
本製品はチャイルドシート毎に最大室内高が異なります。自転車/チャイルドシートの取扱説明書に  記載された年齢/身長/体重を遵守の上で、お子様のヘルメットサイズや乗降時の安全と快適性を踏まえ、お子様の適用身長をご判断ください。

■ 強風時の使用厳禁
本製品を装着することで風の影響を受けやすくなります。強風により自転車の操作性や安定性に重大な影響を及ぼす恐れがあります。強風時の走行や、屋外での放置は絶対におやめください。

■ 高温/多湿時の使用厳禁
レインカバー装着時、高い気温や強い日射等により室内が高温/多湿となる恐れがある場合は、絶対に使用しないで下さい。夏日の雨上がり時なども同様の恐れがありますので、十分にお気をつけ下さい。

■ 使用前点検の実施
ご使用前に必ず本製品の点検を行ってください。フレームの生地からの飛び出しや留具の不具合、破れやほつれなどの破損がないか細心の注意を払い点検をしてください。自転車/チャイルドシート本体も突起物など、レインカバーを損傷する可能性がある箇所が無いか点検をしてください。破損や不具合の発見、走行中に異常を感じられた場合は直ちに使用を中止してください。

走行前はレインカバー/ルーフ(天井部分)が確実に装着されているかご確認ください。ルーフはご使用とともに自然と固定が緩んできます。ベルト/バックル/マジックテープなど各所の固定具に緩みがある場合は絶対に使用せず、ご使用前に固定をしてください。いずれかの固定具が緩んだり外れることで、自転車にレインカバーを巻き込み転倒する恐れがあります。

■ 走行時にファスナー/留具類を必ず留める
レインカバーを装着して走行する場合、ファスナーを完全に閉じ、両端のマジックテープおよび背面のベルトのバックルを必ず留めてください。取付けが不完全な場合、自転車にレインカバーを巻き込み 転倒する恐れがあります。加えて、お子さまがレインカバーを強く引っ張るなどしないよう十分に注意してください。

■ タイヤへの巻き込み防止
レインカバーの裾が車輪に巻き込まれないよう、裾はフットレストにしっかりと被せてください。また自転車の反射板が隠れることの無いようお気をつけください。自転車に巻き込み防止用フット(ドレス)ガードが正しく装着されているかご確認ください。

■ お子様が乗車中の取付け/取外し禁止
レインカバー/ルーフの取付けや取外しの際は、必ずお子様がチャイルドシートに乗車していない状態で行ってください。自転車やお子様の体に引っかかり、怪我や転倒するおそれがあります。

■ 呼吸注意
レインカバー正面の透明ビニールとお子様の顔の間に十分な距離を確保してください。密着することで呼吸が困難になる場合がありますので、定期的にお子様の様子をご確認ください。

■ 短時間でもお子様を一人にしない
短時間でもレインカバーの中にお子様を一人で放置しないようにしてください。お子様が一人でレインカバーから出たり、ファスナーや留具を外してしまうことで思わぬ事故に繋がる可能性があります。お子様と一緒にいる場合も同様に、頻繁に様子をご確認ください。

■ 乗降時の足ひっかけ注意
チャイルドシートから乗降時、レインカバーの裾にお子様の足をひっかけないようご注意下さい。

■ こまめにお子さまの様子を確認
レインカバーには通気口があるものの、閉じられた空間であるため室内温度などに細心の注意を払ってください。またお子さまの様子をこまめに確認し、通気や水分補給を行ってください。レインカバーご使用時以外でも、お子さまがレインカバーを頭からかぶって遊んだりすることで、口や鼻をふさぎ窒息するおそれがあります。保管場所も含めて十分に注意をしてください。

■ 火気/高温厳禁
製品が引火、熱による溶けや破損の恐れがあります。火気や高温に絶対に近づけないでください。

注意

■ お子様の乗降時、足元にご注意ください
レインカバー使用中に乗降される際、保護者の方がレインカバーをしっかりと開けて、お子様の足が引っ掛からないようお気をつけください。またお子さまだけでの乗降は絶対にしないでください。

■ 完全防水ではありません
本製品は完全防水ではありません。強い雨や長時間の雨では生地/縫目/通気口などから水が入る/染み込むなどの場合があります。耐水圧2,500mmの加工が生地の裏面に施されていますが、表面は雨が染み込みます。内外温度差や息/汗の湿気で結露する場合があります。

■ 経年変化があることをご了承ください
通常使用や保管でも経年劣化(生地の退色や変色/ビニールの硬化/シワ/曇り/傷/擦り減り/気泡/白痕/押し痕/マジックテープなど固定具の劣化など)が起きることをご了承ください。

■ 自転車用カバーのご使用はお控えください
ルーフを付けたまま自転車用カバーを使用すると、カバーの重みでルーフの歪みに繋がります。カバーを使用する場合はルーフを外してからご使用ください。

■ シワ/曇りがあること、できることをご了承ください
レインカバー部分は折り畳んで収納するため、透明ビニールおよび本体生地にはシワがある/できること、フレーム類などは変形することをご了承ください。また透明ビニールはその性質上、曇り/気泡/白痕/押し痕/擦れ傷/本体生地からの色移りが発生します。

ご使用の上で問題が生じない程度のこれら全ての症状は製品不良ではないため、初期不良や製品保証の対象になりません。ただしお客様が製品不良と感じられる場合はご遠慮なくご相談ください。

■ 屋外にできるだけ長時間放置しない
屋外の直射日光があたる場所や雨ざらしの場所など、保管の環境や期間により前述のような製品劣化が著しく生じる場合があります。

■ 濡れたまま畳まない
レインカバーのご使用後は開いた状態で、風通しの良い日陰で自然乾燥させてください。完全に乾いたことをご確認の上でルーフ背面の収納ポケットに入れてください。濡れたまま収納するとカビや色落ち/色移りが発生する場合があります。汚れがついた場合、生地の撥水加工が剥がれないよう擦らずに、水またはぬるま湯でやさしく手洗いしてください。

レインカバー部分を長期間使用しない場合(特に夏などの高温時)は、色移りなどを予防するため、収納ポケットから取り出してなるべく広げた状態で室内に保管をお願いいたします。

製品保証について

本製品の保証期間はノロッカ正規販売店でのご購入から90日間となります。保証期間内において、お客様が正しく使用されたにも関わらず、万が一不具合が生じた場合は無償で修理あるいは同等品と交換いたします。

保証対象外となること

1) ノロッカ正規販売店以外でのご購入(オークションなどの転売品など)
2) 本書およびノロッカ公式ウェブサイトの取扱説明の記載事項に反する使用に起因する不具合
3) 天災(火災、地震、水害等)、人災(事故、いたずら、盗難等)によって生じた不具合
4) 使用や保管による経年劣化で使用に支障をきたさない範囲での症状(生地や透明ビニールの退色/変色/色移り/硬化/シワ/曇り/傷/擦り減り/気泡/白痕/押し痕など)