リュック型ランドセルとは?
ランドセルの新しい選択肢として注目を集めているリュック型ランドセル。本記事ではリュック型ランドセルの特徴やその背景について詳しく解説します。
リュック型ランドセルの特徴
リュック型ランドセルは、ナイロンやポリエステルといった合成繊維が本体に使われており、革製よりも軽量であることが特徴です。
一般的な牛革や人工皮革のランドセルは1,200~1,500g程度の重さがあり、さらに教科書やノート、タブレット、給食袋、体操着袋などを加えると、荷物の総重量が5kgを超えることも珍しくありません。
一方で、リュック型ランドセルは一般的に900g前後と、革製ランドセルの2/3程度の重さしかなく、子どもの負担を大幅に軽減できます。
また、デザインの自由度が高く、従来のランドセルに近い形状のものから、よりリュックに近いものまで幅広く展開されています。
リュック型ランドセルは、「ランリュック」あるいは「ランリック」とも呼ばれますが、株式会社マルヤスの商標登録された商品名です。
リュック型ランドセルの気になる耐久性
リュック型ランドセルで最も気になるのは「耐久性」ではないでしょうか。耐久性を大きく左右する素材やつくりは長く使うための重要なポイントです。
多くのリュック型ランドセルは「コーデュラ®︎合成繊維」と「一般的な合成繊維」、いずれかの素材が使われています。
コーデュラ®︎(CORDURA®︎)は、アメリカのインビスタ社が製造・販売する「非常に強度の高い繊維」のブランド名です。耐久性が高く、摩擦や引き裂きに強い素材として知られ、アウトドアやミリタリー用途にも使用されます。耐水性にも優れており雨の日でも安心して使える点がメリットです。
一方、一般的な合成繊維は比較的安価で、コストを抑えながら軽量なものを選びたい場合に向いています。ただし摩耗にはやや弱いため、長く使う場合は補強加工が施されたモデルを選ぶと良いでしょう。
さらに、近年ではリサイクル素材を活用した環境に配慮したリュック型ランドセルも登場しています。例えば「norokkka」は、Cordura®︎の Eco-made Canvasを採用しており、耐久性と環境性を両立した選択肢も検討可能です。
また底部分や負荷のかかる箇所には、人工皮革を用いた補強や底鋲など、耐久性を強化しているモデルもあります。耐久性を重視する場合は素材だけでなく、つくりや補強の有無もチェックすると良いでしょう。
万が一の時には、リュック型ランドセルには保証期間が1年から6年のものまで様々あります。保証内容を確認し、安心して長く使えるものを選ぶのがおすすめです。
フラップにもさまざまな素材がある
リュック型ランドセルの本体は合成繊維が基本であるものの、フラップ(かぶせ)部分は人工皮革を使ったモデルもあります。
人工皮革のフラップは、耐久性に優れ、従来のランドセルに近い見た目です。さっと拭けるので、お手入れが簡単な点もメリットです。ただしナイロン製と比べるとやや重量が増すため、軽さを最優先する場合は合成繊維のフラップが向いているでしょう。
逆に合成繊維のフラップは、軽量であるだけでなく、デザインのバリエーションが豊富なことが特徴です。人とはかぶりにくいユニークなモデルをお探しなら、「norokkka」のスプラッシュモデルなどもおすすめです。コーデュラ®︎を採用しているので耐久性も安心です。
クラシックとカジュアルタイプ
リュック型ランドセルは、主に2つのタイプに分類できます。それぞれ特徴が異なるため、お子さまの好みによって選択するとよいでしょう。
クラシックタイプは、従来のランドセルに近い形状ながら、ナイロン素材を使用することで軽量化を実現しています。またリュック型ならではのフィット感や肩ベルトのクッション性なども特徴です。
一見すると一般的なランドセルに見えるため、「ランドセルを背負いたい」というお子さまの憧れや、「ランドセル姿を見たい」と親御さんの気持ちにも叶えます。
さらに、ランドセル本体の構造がしっかりと硬さのあるモデルであれば、転倒時に背中や頭を守ることにもつながるため、万が一の時も安心です。学校関係者の話によると、ランドセルがこれまでずっと採用されてきた理由のひとつが、この安全面とのことでした。
一方、カジュアルタイプは、伝統的なランドセル型ではなく、よりリュックに近いデザインを採用したタイプです。全体的に柔らかさがあり、軽量化を追求しているのが特徴です。クラシックタイプに比べ、手頃な価格のものが多く、スポーティーなものからシンプルなものまで多様なスタイルが揃っているのが魅力です。
どちらのタイプも、それぞれ異なる魅力を持っており、通学環境や好みに応じて選ぶことが大切です。
リュック型ランドセルが広がってきた背景
リュック型ランドセルの始まり
リュック型ランドセルが登場した初期の例として、日本のバッグブランド「ポーター(PORTER)」によるランドセルが挙げられます。
ポーターは本革とナイロンという異素材を組み合わせた独自のランドセルスタイルを確立した先駆者と言えるでしょう。ただしこのモデルの特徴は、軽さよりもそのユニークなデザイン性にありました。
また、地域ごとに異なる通学スタイルも普及に影響を与えました。特に北海道や京都では、革製ランドセルではなく、カジュアルタイプのリュック型ランドセルが学校指定として導入されてきたケースがあります。
ランドセル症候群への意識の高まり
近年、「ランドセル症候群」と呼ばれる健康問題が注目されています。これは、重いランドセルを背負い続けることで肩こりや腰痛、姿勢の悪化を引き起こし、さらには頭痛や疲労感が慢性化する症状を指します。
成長期の子どもは骨や筋肉がまだ発達途中であるため、過度な荷重が体に与える影響は無視できません。こうしたリスクを軽減するためにも、軽量なナイロンやポリエステル素材を採用したランドセルへの需要が急速に高まっています。
教育現場でも「置き勉(学校に教科書などを置いておく制度)」が推奨される動きがあり、子どもの荷物を軽くする取り組みが進められているのです。しかし、日によっては教材を持ち帰る必要があり、やはりランドセルの軽さが重要となります。
さらに、学校側の方針も変化しつつあります。従来、ランドセルの使用を義務付けていた学校が多かったものの、近年では「通学バッグの自由化」を進める学校が増加中です。
そのため、ランドセルに代わる選択肢として、リュック型ランドセルを利用する家庭が増え、より多様な通学スタイルが受け入れられるようになりました。
魅力的な選択肢のひろがり
現在では、リュック型ランドセルはさまざまなブランドから販売されており、デザインや機能性の面でも多様化が進んでいます。
従来の革製ランドセルと異なり、ナイロンランドセルはファッションブランドやスポーツブランド、アウトドアブランドなどが参入し、それぞれの特長を活かした製品が市場に登場しています。

このように、リュック型ランドセルは軽量で機能的なバッグとして進化を続け、多くのブランドが手掛ける一般的な選択肢の一つとなっています。
特性がある子どもにも優しい
発達障害や知的障害のある子どもたちの中には、手先の細かい動きが苦手がだったり、筋力が弱かったりするため、一般的なランドセルの使用が難しいことがあります。
特に、重いランドセルを背負うのが負担になる、金具の開閉がうまくできずストレスを感じるケースもあるでしょう。そこで、軽くて扱いやすいリュック型ランドセルが注目されています。
900g前後の軽さや柔軟性のある素材で体に馴染みやすく、指先の力加減が苦手でも扱いやすいマグネット式のバックルなど、特性のあるお子さまにも選ばれることが増えています。
個性が重んじられる時代に
近年、ランドセルのデザインは多様化が進み、個性を重視した選び方が一般的になっています。かつて男子は黒、女子は赤といった定番カラーが主流でしたが、現在ではブルーやピンク、ブラウン、グリーンなどさまざまな色が展開され、子どもの好みに合わせた選択が可能です。
特に、リュック型ランドセルはデザインの幅が広く、多彩なスタイルが揃っています。そのため、個性を大切にしながら、おしゃれなランドセルを選びたい方にぴったりの選択肢です。シンプルで洗練されたデザインのものも多く、洋服やファッションにこだわる子どもたちにも人気があります。
「せっかくなら、おしゃれで個性的なランドセルを選びたい」「人と違うデザインを持ちたい」という方には、リュック型ランドセルがおすすめです。
通学をより快適に、そして楽しいものにできるとよいですね。
自由なランドセル
軽さと耐久性、そしておしゃれなランドセルをお探しなら、norokka(ノロッカ) の「自由なランドセル」をおすすめします!
超軽量950グラム〜のリュック型ランドセルは、高耐久生地コーデュラ®を採用。しかも底部分や負荷のかかる部分は人工皮革タフガード®︎を用いた補強や底鋲を備えているので安心です。
デザイン面では、ぱっと見は従来のランドセルに近いクラシックタイプで、親御さまやお子さまのランドセルを背負いたい!という気持ちに寄り添います。
ランドセルボディは6種類の芯材を組み合わせることで、軽さとしっかりとした硬さを両立。万が一、お子さまが背後に倒れても頭や背中への衝撃を軽減します。
さらにノロッカ独自の2つの機能!1つ目は「上びらき」。荷物の出し入れがしやすく、忙しい朝の忘れ物チャックも簡単にできると好評です。2つ目は「きせかえフラップ」。体だけでなく心の成長とともに好みが変わっても、その時々に好きと思えるデザインを選べます。
2027年4月入学モデルは2月末に発売開始予定です。スタンダードなカラーだけでなく、個性的なスプラッシュ柄、そして新作のアーティストコラボモデルなどがラインナップ。ぜひチェックしてみてください。
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